アートmom(早坂ユカ)
北海道・旭川にてアイヌ民芸品店を営む両親のもとで、幼い頃からアイヌ文化に触れて育つ。
母から受け継いだアイヌ刺繍の作品制作をはじめ、「アイヌ・アート・プロジェクト」の一員として音楽活動に参加するほか、国内外でアイヌ古式舞踊を伝える舞台に立つなど、幅広い活動を行っている。
「ウポポ ヤン リムセ ヤン」(2020オリンピックパラリンピック東京大会公認プログラム)に中心メンバーの一人として参画した。
北海道アイヌ協会認定「優秀工芸師」。
早坂賀道
2000年アイヌの海洋船イタオマチプ(板綴り船)の復元に参加(現在ピリカコタンにて展示)。
その際に、アイヌ・ロックバンド『アイヌ・アート・プロジェクト』を結成。
アイヌの伝統曲をギターやシンセサイザーで演奏し、世界中で演奏活動を展開。
カナダやハワイではイタオマチプの制作を担った。
2015年脳卒中に倒れ、右半身が麻痺するも2019年に活動再開。
ロシアでのライブを皮切りに、木彫りや木版画の職人、トンコリ奏者、ファイヤーダンスとの共演と、幅広く活動中。
2022年には、早坂賀道作品展「newa ペニウンクル」にて、木版画など約100点を展示した。
早坂雅賀
旭川生まれアイヌ文化に触れ始めたのは30代から、そこからリムセ(踊り)カムイノミ(儀式)そして彫刻を始め札幌のアイヌ文化交流センターに展示される作品制作に携わる。
カナダ、ハワイでのイタオマチプ制作。
2007年から知床で自然ガイドとしてアイヌ初のアイヌ先住民族ツアーガイドを13年間勤務。
その後札幌に戻り彫刻家、アイヌ伝統舞踊、トンコリ制作及び奏者、講演、木彫り講師として活動を続ける。
早坂由似
アイヌ・アート・プロジェクト所属。
家族と共に3才のころから着物を着てアイヌ舞踊の舞台に立ち、中学に入ったころからアイヌ・アート・プロジェクトのベーシストとして楽器を演奏を始める。
札幌大学のウレシパ2期生として「共生と調和」を理念に多くの活動に従事、現在は母として子育てをしつつ、デザイナーでもある母が主催するクラウドファンディングにてモデルを務め、アイヌ・アート・プロジェクトの音楽活動にも参加している。
Profile
小川俊和
一般の会社に勤めながら20年前に木彫を始める。
鳥笛や手鏡など制作をしながら、木彫指導も行っている。
新谷勝也
木を削り、丸まったその木を貼り付け、レジンで固めてペンダントトップやキーホルダーなど制作している。